日本初の怪談専門誌「幽」の第八号が発売になりました。
今回は京都怪談特集。京都での取材記事を始め、『お見世出し』でホラ大を受賞した京都在住作家の森山東さんの花街怪談、同じく京都に住む綾辻行人さんと森見登美彦さんの対談など、見所たっぷりです。
また、創作陣も、綾辻行人さん、京極夏彦さん、小野不由美さん、有栖川有栖さん、恩田陸さん(掲載順)などの豪華レギュラー執筆陣に加え、山白朝子さんの新連載も始まりました。
実話系では、今回福澤徹三さんの「続・怪を訊く日々」の恐ろしさが際立っています。もちろん、ほかの連載記事も見逃せません。
今回、私は
・怪談ハンター 木原浩勝 怪異渉猟行
・黒史郎 『獣王』を語る
・『てのひら怪談2』刊行記念 収録作家座談会
・怪談ブックレビュー 『うわさの人物』『祝山』
・怪談名著全集 『鶴屋南北』
を担当しております。
まず木原さんの怪談ハンターですが、今回はなんと自衛隊OB/OGの方々の怪談。日常から離れた場所で仕事をなさっているだけあり、ひと味違う怪談を伺うことができました。木原さんの、怪異を聞き出す手腕が相変わらず冴えております。
黒史郎さんのインタビューは、書き下ろし新作『獣王』の刊行記念インタビューです。デビュー作『夜は一緒に散歩しよ』とはまた違う、黒ワールド全開の素晴らしい作品の創作秘話などを伺いました。黒さんの可能性の、一層の広がりを感じるインタビューでした。
てのひら怪談記念インタビューは、てのひら怪談でご活躍の我妻俊樹さん、クジラマクさん、ヒモロギヒロシさんをお迎えし、てのひら怪談や創作への思いを聞いております。私自身もてのひら怪談に掲載していただいているので、お三方のお話は興味深く、またよい勉強になりました。
ブックレビューは加門七海さんのインタビュー集と小説について書かせていただきました。怪談名著全集は江戸の劇作家 鶴屋南北の評伝を取り上げております。
創作、実話、漫画、評論など、今回もバラエティ豊かなラインナップ。ぜひぜひお手にとって、ご覧いただければと思います。
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