2009-05

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『件獣』化野燐

件獣(くだんじゅう)―人工憑霊蠱猫 (講談社文庫)件獣(くだんじゅう)―人工憑霊蠱猫 (講談社文庫)
(2009/05/15)
化野 燐

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 化野燐さんの人気シリーズ「人工憑霊蠱猫 」の文庫化も、いよいよ第四巻『件獣』までやってきました。
 今回も日本物怪観光天野行雄さんによる装画が素敵です。
 件と言えば予言、ですが、一方で「流言飛語」もその属性のひとつ。
 そもそも、この妖怪が活躍するためには、広範囲に話が伝わる環境が整っていないといけないわけで。だから、街道の整備が終わり、日本各地への流通経路が確立し、日本人の識字率がうんと上がってマスメディアが萌芽しつつあった上で社会不安が起こった幕末になって、やっと登場したわけでございまして。
 そういう意味では、現代のネット社会と大変相性の良い妖怪と言えるかも知れません。
 そんな「件獣」を化野さんがどう料理しているか。

 ぜひご一読を。
 

R25に安曇潤平さん登場!

 首都圏で駅などに置かれているフリーペーパー「R25」の記事に、『幽』でおなじみの安曇潤平さんがコメントを寄せていらっしゃいました。

「身近なトラブル対処法 幽霊は僕らの味方なのか!?」 というタイトルの記事。

 山の幽霊が果たして身近なトラブルなのかはともかく(笑)、なかなか興味深い実話も載っております。

山登り×幽霊の関係でトラブルを回避できる!?
http://r25.jp/b/report/a/report_details/id/110000006773/part/2

 短い記事なので、ちょっと読むにもいい感じですよ。

赤いヤッケの男 山の霊異記 (幽BOOKS)赤いヤッケの男 山の霊異記 (幽BOOKS)
(2008/02/27)
安曇潤平

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WEB幽 5月分更新!

 昨日、WEB幽で連載中の「全国神社仏閣お化けつき」、5月分の記事をアップしました。

 今回は、「幽霊の寺と狸?の寺 ~京都 革堂と六角堂~」と題して、京都のお寺をご紹介。

http://www.mf-davinci.com/yoo/index.php?option=com_content&task=view&id=1295&Itemid=60

 どちらも街中の小寺ですが、洛中らしさが漂います。観光にもおすすめですよ。
 京都はネタが多いから、「困った時の都頼り」です(笑)。
 
 さて、来月はさらに西に向かうか、それとも関東の古都を訪ねるか。
 実のところ、この連載を一番楽しんでいるのは私、ってことのようです。

 皆様方も、ぜひぜひお楽しみ下さい。

初夏の横浜

 先日来、なぜか横浜に縁がありまして、半月の間に二度もみなとみらいに出かけることになりました。一時間はかかるとはいえ、うちの最寄りの駅から横浜は電車で一本、若干観光気分も味わえます。
 前回は新しい仕事の打ち合わせ、今回は取材でしたが、両日ともせっかく行ったんだから、と横浜在住の知人と会ったり、別件の仕事の資料を探したり、となかなか充実したお出かけになりました。
 新しい仕事と取材した内容に関しては、またおいおい。

 横浜

 上の写真は、赤レンガ倉庫とQEの間のあたりという実に微妙な場所で撮った写真です。
 五月晴れと太平洋の青のコントラストが美しく、「あー、やっぱり海っていいなあ」としばし眺めていました。

 ところで、5月8日に今年度の日本ホラー小説大賞受賞作が発表されました。結果、以下の通りです。

 大賞  「ヤゴ」宮ノ川 顕
 長編賞 「嘘神」てえし
 短編賞「寅淡語怪録(えんたんごかいろく)」朱雀門 出

 昨年に続き大賞をはじめ各賞のそろい踏みで、これまでのジンクス(大賞が出た翌年には出ないというジンクスがあったのです)を吹き飛ばした観もありますが、私としては当然短編賞に注目でして。
 朱雀門 出さんは、『てのひら怪談』のお仲間のお一人です。
 『てのひら怪談』=ビーケーワン怪談大賞からは、田辺青蛙さんに続き二年連続でホラ大受賞者が出た事になります。
 これはすごい。実質、ファームになってきましたね。
 朱雀門さん、おめでとうございました。心より受賞をお慶び申し上げます。
 他の新人文学賞を受賞しそうな方もまだまだいらっしゃいますし、これからがますます楽しみです。

 とはいえ、特段作家を目指しているわけでもなく、趣味で怪談を楽しんでいる人が気軽に応募できるのも「ビーケーワン怪談大賞」のよいところ。私はそっち派(笑)として、今後も「ビーケーワン怪談大賞」を、そして『てのひら怪談』を楽しみたいと思っております。

 そういえば、たぶんあと少しで「第七回ビーケーワン怪談大賞」の要項が発表されるはず。
 
 いやいや、今年の夏も怪談です。
 
【ビーケーワン怪談大賞/てのひら怪談から飛び出した新人作家作品】

第一回『幽』怪談文学賞 長編部門 大賞 黒史郎
夜は一緒に散歩しよ (幽BOOKS)夜は一緒に散歩しよ (幽BOOKS)
(2007/05/16)
黒 史郎

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第二回『幽』怪談文学賞 長編部門 特別賞 長島槇子

遊郭(さと)のはなし (幽ブックス)遊郭(さと)のはなし (幽ブックス)
(2008/05/14)
長島槇子

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第二回『幽』怪談文学賞 短編部門 優秀賞 勝山海百合

竜岩石(りゅうがんせき)とただならぬ娘 (MF文庫ダ・ヴィンチ)竜岩石(りゅうがんせき)とただならぬ娘 (MF文庫ダ・ヴィンチ)
(2008/08/21)
勝山 海百合

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第六回日本ホラー小説大賞 短編賞 田辺青蛙

生き屏風 (角川ホラー文庫)生き屏風 (角川ホラー文庫)
(2008/10/25)
田辺 青蛙

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【てのひら怪談 ラインナップ】

てのひら怪談―ビーケーワン怪談大賞傑作選てのひら怪談―ビーケーワン怪談大賞傑作選
(2007/02)
我妻 俊樹

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てのひら怪談〈2〉ビーケーワン怪談大賞傑作選てのひら怪談〈2〉ビーケーワン怪談大賞傑作選
(2007/12)
加門 七海、

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てのひら怪談 百怪繚乱篇―ビーケーワン怪談大賞傑作選てのひら怪談 百怪繚乱篇―ビーケーワン怪談大賞傑作選
(2008/06)
加門 七海、

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てのひら怪談―ビーケーワン怪談大賞傑作選 (ポプラ文庫)てのひら怪談―ビーケーワン怪談大賞傑作選 (ポプラ文庫)
(2008/06)
加門 七海、

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ダ・ヴィンチ 6月号

ダ・ヴィンチ 2009年 06月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2009年 06月号 [雑誌]
(2009/05/07)
不明

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 今月号の表紙は、松山ケンイチさん。若手の中でも飛び抜けた演技力で、一線を画す俳優さんです。
 その松山さんに、インタビューしました。
 お話を聞いている最中、特に印象的だったのは、万華鏡のようにクルクル変わる表情でした。それは、大人と少年の顔を持ち合わせる、なんてレベルではありません。これまでに彼が演じてきた役柄で見せた顔が、次から次へと浮き上がっては消えるのです。デスノのLのような、何を考えているか掴ませないような視線をしたかと思えば、戦艦大和の少年兵のように澄んだ瞳をこちらに向け、NTTドコモのコマーシャルで「マジで?」と言う時のような爽やかさが漂ったかと思いきや、銭ゲバの風太郎を彷彿させる「暗いニヤリ」を浮かべる。
 三十分程の短い時間では、本当の松山さんを探すなんてとんでもない。探る糸口すら掴めないような状況でした。

 そして、撮影に入った瞬間、空気は変わりました。
 とにかく、迫力があるんです。なにかがこちらにまで伝わってくる。
「松山ケンイチという人は、一体どんな人間なんだろう?」
 取材対象にここまで興味をそそられるのは、正直珍しい。芸能人では、福田真由子さん以来かもしれません。そういえば、福田真由子さんと松山ケンイチさんはLのスピンオフ映画で競演されていましたね。あの映画がおもしろかったのも、今思えば当たり前だったのかも。どちらも本物の役者さんですから。

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 本物の役者さんといえば、役所広司さんもその一人でしょう。
 今や日本を代表する俳優さんである役所さんの初監督作品『ガマの油』が公開されるのを受け、インタビューしました。
 こちらもお忙しいスケジュールを縫うようにいただいた時間だったため、三十分に満たない取材になったのですが、役所さんから漂う優しい空気に思いっきり癒されてしまいました。大人の穏やかさが漂っていました。実は私、小学生の時に大河ドラマで織田信長役を演じていらっしゃった役所さんに一目惚れしてたんです。一目惚れの相手に、四半世紀の時を超えてお目に掛かる事ができたんですから、これを幸せと言わずしてなんとする、でした。

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 幸せといえば、怪談界隈の人からは「この幸せ者!」と石投げられそうなインタビューも。
 先日も少し書きましたが、平山夢明さんに『東京伝説』のお話を伺ったのです。
 今から思えば、インタビューというより、平山さんのトークショーを聞きに行っていたのに近いような気も(笑)。一つ聞けば二十も三十も返ってくるインタビュー。楽させていただいて上に、お腹がよじれる程笑いました。その分、テープ起こしとお話の取捨選択には苦労しましたが(笑)。

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 そして、「幸せ者」へのインタビューも。
 第四回ダ・ヴィンチ文学賞の受賞者、朱野帰子(あけのかえるこ)さんに受賞作『ゴボウ潔子の猫魂』と受賞の喜びについて伺っております。
 世の中に憑き物小説数あれど、ここまで主人公が情けない小説はちょっとめずらしいかも(笑)。ライトノベル的な題材でありながらも、ヒューマンコメディ小説になっているのは、朱野さんの人間観察力の賜物かと思います。来月号には作品が掲載される予定ですので、刮目して待て! です。

一つ目弁天

 ただ今、両国では、ゴールデンウィークの観光イベントとして「両国にぎわい祭り」をやっております。
 基本は、特設歩行者天国でちゃんこ鍋を買い食いするというイベントですが(ホントか?)、江島杉山神社で宝物の特別公開があるというので、お昼ご飯を食べがてら行ってきました。
 
 江島杉山神社については、なんといっても『幽』六号の「日本怪談紀行 江戸の東、水辺の霊異」をお読みいただくのが一番です。

幽 2007年 01月号 [雑誌]幽 2007年 01月号 [雑誌]
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 また、この界隈のことは、東雅夫さんが『江戸東京怪談文学散歩』の第一章「芥川龍之介『妖婆』と両国一つ目界隈(墨田区)」で臨場感たっぷりに紹介されています。

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(2008/08/10)
東 雅夫

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 宝物自体は、江島杉山神社縁の総検校杉山和一にちなんだ鍼灸関係の和本などで、妖怪/怪談的には特に気になるものはなかったものの、中医学関連の仕事が決まっている私としては興味あるものもちらほら。
 また、明治初期の神社の風景を描いた絵図は、なかなか貴重だったように思います。

 神社を出る前には、もちろん弁天様にご挨拶を。

一つ目弁天様

 いつ見ても、独特の雰囲気が漂います。

 しっかり手を合わせました。

 その後は両国駅前のメイン会場へ。
 同行者とシェアしたため、ちゃんこは四種類を堪能しました。どれもおいしかったけど、私は塩ちゃんこが好きです。
 5/3もやっていますので、行かれる方には「ステーキくに」のステーキ串をおすすめしますよ。

痛恨事二つ

 いよいよ五月になりました。
 明日から世間様はゴールデンウィークだそうでございますが、フリーランスにはそんなもの関係ございません。おかげさまで、みっちり仕事させていただきます。

 それにしても、ここのところの多忙で二つ程痛恨事が発生してしまいました。

 一つは、歌舞伎座の四月大歌舞伎を見損ねてしまった事。
 なにが痛いって、片岡仁左衛門と坂東玉三郎競演の「廓文章」を見逃したことほど、痛い事はございません。

廓文章


 この「廓文章」は、和事の極みともいわれる演目です。
 そして、主人公の伊左衛門は仁左衛門丈の当たり役でもあります。玉三郎さんの遊女夕霧も当たり役だと私は思っております。
 この伊左衛門、たいへん大金持ちの商家の跡取り息子なのですが、夕霧にうつつを抜かして遊郭通いに血道を上げた結果、親から勘当を申し渡され、現在は逼塞している身分。歌舞伎用語で「つっころばし」と呼ばれる、なよなよとした若旦那で……今風にいうと、「アホの子」です。
 一方の夕霧は、井原西鶴もその作品で取り上げた程にすばらしい古今無双の名妓。
 この二人の、艶めかしいような、児戯に等しいような、早い話他人から見たらアホらしいような痴話げんかを戯曲にしたという(若干曲げた解釈)、実にアレな芝居ではあるのですが、場を覆うはんなりとした雰囲気がすばらしい演目なのです。
 私はとにかくこの芝居が好きで、あんまり好きなのでとうとうそのセリフを空で言えるようになってしまったぐらい好きなのです。

 なのに、行けなかった(T∇T)ノ
 断腸の思いです。ああ、悲しい。

 そして、もう一つ。
 今年行われている善光寺のご開帳にも、どうやら行けないらしい。
 これはもう西国観音霊場のご開帳を優先するために致し方ないことなのですが、それにしても悲しい。次はまた七年待たないといけないんですから。果たして生きてまたその年を迎える事ができるかどうか。
 まあ、善光寺のご本尊様が呼んでくださるなら、いずれお会いする事も叶うことでしょうが。

 とにかく、この世は一期一会。
 ぼんやりしていたら、すぐに機会を逃してしまいます。悲しい事です。
 

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プロフィール

門賀美央子

Author:門賀美央子
名前 : 門賀美央子
     (もんが・みおこ)
職業 : フリーライター
メールアドレス : info@monga.jp
※スパム対策として@を全角文字にしております。メールを下さる場合は、@を半角に直してください。

主な執筆分野は
・人物インタビュー
・文芸諸ジャンル
・仏教など宗教系
・神社仏閣/伝説探訪記事
・日本の伝統芸能/文学
・サブカルチャー系「歴史・民俗」「オカルト」などのジャンル
・各種書籍構成

 WEB幽連載記事「全国神社仏閣お化けつき 」 
  URL: http://www.mf-davinci.com/yoo/index.php

 ブログ「百観音巡礼」
  URL: http://ameblo.jp/nihonjyunrei/

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