2010-07

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『怪0030』

怪 vol.0030 (カドカワムック 352)怪 vol.0030 (カドカワムック 352)
(2010/07/22)
水木 しげる荒俣 宏

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 一妖怪好きとしては、やっぱり『怪』の仕事をするのは格別のことでございまして、今回G編集長からTwitter経由で(笑)、お声がけいただいたのはなによりうれしいことでした。

 今回、担当いたしましたのは、京極夏彦さんと東雅夫さんの遠野を巡る対談の構成です。
 それにしても、この対談は本当にすごかった。私も、これまでいろいろと対談や座談会のまとめをさせていただきましたが、ここまで濃い話が当たり前のようにされるのも珍しいというか……。
 次から次へとあまり聞かない書名や人名が口に上りまして、それはご両人にとっては知ってて当たり前の知識だったりするけども、ついていくこっちは大変って言う。約二時間に渡るお話の文字おこしも骨でしたが、それ以上に参ったのは、どの話を採ってどこを落とすかの判断でした。だって、切るとこないんですもん……。断腸の思いとはまさにあれのことですよ。ほんとにもったいないというか……。まあ、逆に言うと超役得なんですけど。

 とにかく、非常に示唆に富んだ対談でございます。妖怪方面怪談方面所番地はかかわらず、ぜひご一読を。

 今年は遠野物語百周年ということで、怪のイベントも遠野で開催されるとか。八月の京都はスケジュールの加減で行けそうにないので、遠野はなんとかしたいなと画策中です。
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『日本魔界伝説地図』

日本魔界伝説地図―北の怨霊、南の妖魔、ニッポン列島不思議旅。謎と神秘の伝承地探訪に必携のハンドブッ (Gakken Mook)日本魔界伝説地図―北の怨霊、南の妖魔、ニッポン列島不思議旅。謎と神秘の伝承地探訪に必携のハンドブッ (Gakken Mook)
(2010/07/14)
不明

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 ふと気がつくと、発売日から十日も経っておりました。時の流れに少々ついていけない今日この頃でございます。

 しかし、それにしても、暑い。
 毎日毎日よくもまあこれだけ気温が上がるものだと感心するほど暑い。
 部屋で仕事をしておっても、脳みそに熱が溜まってくるほどです。ましてや、外でお仕事をなさっている方々はいかばかりかと頭が下がる思いがいたします。とにかく、熱中症には気をつけて、この夏を乗り切りましょう。

 というわけで、脳みそのクールダウンに最適な一冊がこれ『日本魔界伝説地図』です。
 魔界と言っても、最近はやりの心霊スポットではありません。日本人が連綿と伝えてきた真の魔界を紹介すべく、全国津々浦々の怪しく恐ろしい伝承地をかき集めました。
 監修は東雅夫さんです。東さんは、これまでにご自身でも『妖怪伝説奇聞』という伝説地探訪記をお出しになっておりますが、今回は特に文学的な色の濃い魔界……つまりは、日本人が文芸に昇華してきた魔界の数々を優先的に選ばれた由、聞いております。私もそこはできるだけ意識して、出典の書物や物語の題などを明記するように致しました。

 また、日本を六地域にわけ、北海道東北地区を京極夏彦、関東地区を加門七海、中部北陸地区を雀野日名子、近畿地区を綾辻行人、中国地区を岩井志麻子、九州沖縄地区を福澤徹三の六氏が、それぞれ縁の地の怪談伝承や怪しげな場所の紹介をしてくださっておりまして、こちらも大変読みどころとなっております。

 これから夏の旅行シーズンが始まりますが、旅のお供にこの一冊と、目的地に関連する書籍を携えてというのはいかがでしょうか。


妖怪伝説奇聞妖怪伝説奇聞
(2005/05)
東 雅夫

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『幽 13号』

幽 2010年 08月号 [雑誌]幽 2010年 08月号 [雑誌]
(2010/07/02)
不明

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 早いもので、もう『幽』の最新号が発売されました。
 今号の第一特集は「女たちの百物語」。五月に都内某所で行われた女流怪談作家十人による百物語会のレポートおよび百物語にまつわるあれやこれやを特集しております。役得にも私は百物語会に参加することができまして、大変興味深いお話を聞くことができました。今号では、その一部が公開されております。

 第二特集は「二百一年目の上田秋成」と題して、江戸の読本作者・上田秋成の文業を各方面から再評価。高田衛先生の寄稿や岩井志麻子×堤邦彦×東雅夫三氏の鼎談など読み応えたっぷりです。

 他には、新たな連載陣として恒川光太郎さんが参加! ファンとしてはものすごくうれしいニュースです。これから毎号沖縄怪談を読ませてくれるそうで、こちらも楽しみ。連載スタートを記念し、恒川さんのインタビューも載っております。

 また、スポットライトは焼酎火のコーナーでは、ネットから生まれた古典怪談・奇談を集めた本『怪の壺』を上梓された山ン本眞樹さんにお話を聞きました。継続は力なり、を実感するお話になっています。

 これらの他にも新連載も目白押し、さらに工藤美代子さんの「日々続々怪談」では昭和のあの文豪たちが登場する身も凍るような怪談が披露されているなど、いつもにまして読み応えのある一冊になっております。
 ぜひぜひご購読くださいませ。

「バイバイ、ブラックバード」をより楽しむために」

「バイバイ、ブラックバード」をより楽しむために「バイバイ、ブラックバード」をより楽しむために
(2010/06/30)
ポスタル・ノベル

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バイバイ、ブラックバードバイバイ、ブラックバード
(2010/06/30)
伊坂 幸太郎

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 伊坂幸太郎さんの新刊『バイバイ、ブラックバード』は、太宰治の絶筆『グッドバイ』にインスパイアされた作品ということで、より『バイバイ、ブラックバード』の世界を堪能するためのガイドブック的な本が同時発売されました。
 本書には、太宰の『グッドバイ』の他、伊坂幸太郎さんへのロングインタビューと解説が収録されておりまして、そちら二つを担当いたしました。
 伊坂さんの作品はポスタルノベル、つまり郵便で届く小説という特殊な形で発表されたものです。インタビューでは、この特性をどのように生かしたのかという話や、伊坂さんの小説観など聞いております。
 また、解説では、より作品世界を楽しんでいただくための豆知識的な話を書いております。
『バイバイ、ブラックバード』をお買い求めの際は、『「バイバイ、ブラックバード」をより楽しむために』の方もお手に取ってくださいませ。

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プロフィール

門賀美央子

Author:門賀美央子
名前 : 門賀美央子
     (もんが・みおこ)
職業 : フリーライター
メールアドレス : info@monga.jp
※スパム対策として@を全角文字にしております。メールを下さる場合は、@を半角に直してください。

主な執筆分野は
・人物インタビュー
・文芸諸ジャンル
・仏教など宗教系
・神社仏閣/伝説探訪記事
・日本の伝統芸能/文学
・サブカルチャー系「歴史・民俗」「オカルト」などのジャンル
・各種書籍構成

 WEB幽連載記事「全国神社仏閣お化けつき 」 
  URL: http://www.mf-davinci.com/yoo/index.php

 ブログ「百観音巡礼」
  URL: http://ameblo.jp/nihonjyunrei/

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