2012-06

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いい言葉が、心を掃除する


いい言葉が、心を掃除するいい言葉が、心を掃除する
(2012/06/21)
ひろ さちや

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 実質上、二冊目の単著となる本を出すことができました。
 ひろさちやさんを監修にお迎えした『いい言葉が、心を掃除する』(PHP研究所)です。

 日本仏教の祖師や名僧の言葉から、現代人の心にも響くような名言をピックアップしました。

 たとえば、江戸時代の禅僧・白隠の言葉「桜も梅も散ればこそ、また咲く春もあるぞかし」。

 桜も、梅も、散るからこそ、また咲くことができる。

 人生に浮き沈みはつきものです。沈むと底なしのように思えますが、時節が巡れば浮く瀬もある。まずは気楽にいきましょうよ、ということなのでしょう。

 言葉というのは不思議なもので、時々の状況によって浸透圧が違います。以前は気にもとめなかったのに、今読むと清水のように染みわたる、などということも。
 ですから、本書では、イケイケのとき、へこんでいるとき、それぞれに必要となりそうな言葉を集めました。イラストも入っておりますので、軽い読み物としても楽しんでいただけると思います。

 よろしくお願い申し上げます。

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門賀、歴女になる? 


戦国武将と名城 知略と罠と呪いの秘話 (晋遊舎ムック)戦国武将と名城 知略と罠と呪いの秘話 (晋遊舎ムック)
(2012/06/13)
不明

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 子供時代、『王家の紋章』を読んで考古学者になろうと思い、『日出ずる処の天子』を読んで歴史学者になるつもりだった単細胞の私ですから、歴史は嫌いではないものの、興味の範疇はもっぱら古代から中世。
 これまで「応仁の乱以後はどうでもいいや」という感じできていたのですが、ここに来てついに国史の華・戦国時代にぶち当たってしまいました。

『戦国武将と名城 知略と罠と呪いの秘話』に二本ほど書かせてもらったのです。
 ……言うまでもなく、「呪い」担当でした、はい。

 執筆したのは小早川秀秋に祟った大谷吉継の怨霊話と佐賀鍋島藩の化け猫話。
 有名な怪談話の背景に、伝説と史実の両面から迫っております。もちろん、城との因縁も。

 本ムック、名城の逸話を「罠」「知略」「呪い」というユニークな視点で分け、豊富なフルカラーのイラスト/写真とともに紹介しておりまして、教科書には出てこない歴史の楽しみ方ができるよう構成されております。
 豊富なエピソードが、城郭という究極のハードの奥底に潜む、戦国人の息吹を感じさせてくれるんです。
 私も、応仁の乱以降もおもしろいじゃん! など、戦国時代の楽しさを改めて発見しました。

 13日発売ですから、そろそろ全国的に出まわるはず。

 歴史方面の皆様のみならず、呪いが好物の皆様もぜひ。夏の肝試しは呪いの城で! なんていかがでしょう。もちろん、マナーは守った上で。肝ダメラーのお約束ですからね。

ダ・ヴィンチ7月号


ダ・ヴィンチ 2012年 07月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2012年 07月号 [雑誌]
(2012/06/06)
不明

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 うかうかしている間にもう6月も半ば、一年の半分が終わろうとしています。というわけで、今月号のダ・ヴィンチは初の「上半期ブック・オブ・ザ・イヤー」。
 この半年に出た出版物を総括しましょう、という企画です。この情報化社会、やはり一年待つと情報が古くなってしまうのでしょうか。そういえば、一年前のベストセラーなんて、もう覚えていませんもんね……。

 今回は特集内コーナーの「ミステリー」「時代物」「ノンフィクション」「震災と出版」の四ジャンルで、インタビューや概況解説など担当しました。

 今回の仕事で私が得た一番の収穫は、伝説の仏師・定朝の若き日々を描いた澤田瞳子『満つる月の如し 仏師・定朝』との出会いでした。
 

満つる月の如し 仏師・定朝満つる月の如し 仏師・定朝
(2012/03/06)
澤田瞳子

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 定朝は、後代その名が仏像彫刻の様式名に冠されているにも係わらず、現存する真作は平等院鳳凰堂の阿弥陀如来像を含めた数作だけ。しかし、記録では相当数の仏像を造ったとされています。彼の編み出した様式は定朝様もしくは和様と呼ばれ、後の世に手本として尊ばれました。
 また、仏師として初めて法橋の位を与えられ、仏師の地位向上に貢献した人でもあります。

 とはいえ、一般的に知られた人物かというと、どうでしょうか。仏像が好きな人ならばともかく、記憶のいい向きがやっと「そういえば歴史の教科書に出てきたかなあ」と思い出せるぐらいのはず。
 そんな人物を中心に据えた歴史小説なんて渋い、渋すぎる。
 しかも、作中起こる出来事は、ほぼ全て史実ときているんですよ。当時の貴族の日記や記録などに残っている事件を巧みに利用し、あっと驚く結末を用意しているのです。
 この手際たるや。読んでいて痺れましたよ。虚実皮膜の小説世界ならではの感動です。
 どうも時代物は江戸や戦国ばかりがもてはやされ気味ですが、平安もおもしろい……というか、私なんかは古代から中世のほうがおもしろいと思うんですけど。

 とにかく、大変おすすめの一冊であります。
 

 

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プロフィール

門賀美央子

Author:門賀美央子
名前 : 門賀美央子
     (もんが・みおこ)
職業 : フリーライター
メールアドレス : info@monga.jp
※スパム対策として@を全角文字にしております。メールを下さる場合は、@を半角に直してください。

主な執筆分野は
・人物インタビュー
・文芸諸ジャンル
・仏教など宗教系
・神社仏閣/伝説探訪記事
・日本の伝統芸能/文学
・サブカルチャー系「歴史・民俗」「オカルト」などのジャンル
・各種書籍構成

 WEB幽連載記事「全国神社仏閣お化けつき 」 
  URL: http://www.mf-davinci.com/yoo/index.php

 ブログ「百観音巡礼」
  URL: http://ameblo.jp/nihonjyunrei/

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