2017-08

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二月大歌舞伎 夜の部

 二月大歌舞伎は、夜の部に行って参りました。

二月大歌舞伎

 二月最大の目的は、坂東玉三郎さんのお嬢吉三が見られる「三人吉三巴白波」です。
 私の好きな演目の五本の指に入るこの芝居、今回は三人の出会いを描く「大川端庚申塚の段」が上演されました。
 この作品、黙阿弥ならではの小気味よい台詞回しが楽しめるだけでなく、実は元祖BLとも言えるような内容も含むお話なのです。歌舞伎の中で、わりとわかりやすいお色気シーンは歌舞伎十八番の一つである「鳴神」の鳴神上人と雲の絶間姫のあれやこれやでもあるのですが、お坊吉三とお嬢吉三の間も、これはこれで中々……。かなり色気があります。妄想できます。
 今回その部分は上演されませんでしたが、BLの鬼と名高い某田辺先生なら、きっと出会いのシーンだけでも飯を三杯は食えることと思われます。

 しかしながら、蓋を開けてみれば(私的に)一番盛り上がったのは、初手の「倭仮名在原系図 蘭平物狂」でした。
 この作品では、ほんと「芝居」の楽しさを満喫させてもらいました。前半の所作事と後半の大立ち回りが、歌舞伎の醍醐味をこれでもかこれでもかと見せつけてくると言うか。
 話自体は登場人物の正体やら陰謀やらなんやらが入り組んでいて、少々分かりづらいのですが、後半の殺陣は見ているだけで爽快痛快。あまりにすごくて、途中で思わず「オーッ!」と叫んじゃいましたよ。まわりの方たちも叫んでました(笑)。歌舞伎で、あんなに気分が高揚するというのも珍しいかもしれません。主役の板東三津五郎さんもですが、捕り手の皆さん方が素晴らしかったです。

 二つ目の「勧進帳」は、十年ぶりぐらいに見た演目。昔は「つまんねーな」と思って見てたのに、今回はこの芝居の妙味をちょっとだけ理解できました。ありがたいことに、私も多少は進歩しているようでした。
 やっぱ、歌舞伎は楽しいです。
 三月は新橋演舞場の化け猫歌舞伎を見に行く予定にしております。
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