2017-08

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[映画]ミレニアム ドラコン・タトゥーの女

 2009年に発表されたミステリー関連の賞で、堂々の三冠を果たした『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』の映画がいよいよ今月公開されます。
 私は、先日ひと足お先に試写会で観てまいりました。

 こういったミステリー&サスペンス物の映画を、ちゃんとしたスクリーンで見るのは久しぶりでしたが、とにかくおもしろかった! 二時間半の長丁場が全く気にならないほど濃密な作品に仕上がっていました。最後まで集中力が途切れることなく、引き込まれるように観られる映画です。

 実はワタクシ、まだ原作を読めていないので、それと比較してという話はできないのですが、映画から受けた印象だけだと『ニキータ』と『羊たちの沈黙』を足して、そこに北欧社会の抱える暗部を練りこんだ作品という感じで、なかなか噛みごたえがあります。
 謎解きの王道を行くミステリー作品でありながら、背後には近代ヨーロッパの残酷な歴史が見え隠れする。スウェーデンはもともと映画大国ではありますが、エンターテイメント性とメッセージ性をバランスよく配合した見せ方はさすがでした。北欧特有の寒々とした風景が、登場人物だちの心象そのものに見える映像にも感心させられましたし、余計なアクションやロマンスで味付けしようとしない作りにも、好感度大でした。

 近年のミステリー系大ベストセラーとして本作ともよく比較される『ダ・ヴィンチ・コード』の映画は、アメリカ的な軽さと大仰な演出がちょっと気になったのですが、この作品に関してはそんな心配は不要です。

 原作者が反人種差別・反極右を理念に活躍していたジャーナリスト(2004年に50歳の若さで亡くなっています)ということで、思想的なものも背景には見え隠れします。ですが、そういった面を気にせずに見られる上質なエンターテイメント作品でありますし、そこはむしろ普段忘れがちな、でも忘れてはいけない人類の愚行を思い出させてくれると捉えるべきではないでしょうか。 

 とにかく、私的には大推薦の映画です。
 上映に関する情報は、公式ホームページでお確かめください。

ミレニアム ドラコン・タトゥーの女 公式サイトhttp://millennium.gaga.ne.jp/

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あらすじ(ウィキペディアより引用 引用元
実業家・ヴェンネルストレムの不正を報道した、雑誌『ミレニアム』の発行責任者のミカエル・ブルムクヴィスト。だが、名誉毀損の有罪判決を下され、『ミレニアム』から離れることを決める。それでもミカエルは、ヴェンネルストレムの違法行為を確信していた。

時を同じくして、大企業グループの前会長ヘンリック・ヴァンゲルが、弁護士フルーデを通じて、ミカエルの身元調査を依頼していた。調査を担当したのは、背中にドラゴンのタトゥーを入れた、少年と見紛うような小柄な女性、リスベット・サランデル。

リスベットの調査から、ミカエルを信用に足る人物だと判断したヘンリックは、ミカエルにある仕事を依頼する。それは、36年前に一族が住む島から忽然と姿を消した少女ハリエット・ヴァンゲルの失踪事件の調査だった。ヘンリックは36年経った今も尚この事件に頭を悩まされ続け、一族の誰かがハリエットを殺したのだと信じきっていた。法外な報酬と、事件の謎を解決すれば、ヴェンネルストレムを破滅させることもできる証拠を与えるという条件から、ミカエルは、この如何にも難解そうな依頼を引き受ける。

調査は予想通り難解を極めるが、36年の時を経て、ミカエルは新しい手がかりを発見する。助手が必要となったミカエルにフルーデが紹介したのは、あのリスベットだった。やがて明らかになったのは、恐るべき連続殺人の真相とヴァンゲル家の繋がり、そしてハリエット失踪事件の顛末だった。

ハリエット・ヴァンゲル失踪事件
1966年9月22日、ヴァンゲル家は夕食会のためにヘーデビー島に集っていた。その日、島と本土を結ぶ橋で大きな事故が発生し、橋は約1日間不通状態であった。その日の夕食会にハリエットは姿を現さなかったが、皆さほど心配しなかった。翌朝、緊急事態に気付き、島中を捜索したが、ハリエットもその遺体も見つかることはなかった。
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