2017-10

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本日から!「うらめしや~、冥途のみやげ展」

 梅雨が明けたら、本気の夏がやってきましたね。夏が苦手な私は冬眠ならぬ夏眠に入りたい気分です。 
 しかし、社会人の端くれとしてそうばかりも言っておられない。

 と、いうわけで、行ってきました。

「うらめしや~、冥途のみやげ展」
http://www.tokyo-np.co.jp/event/urameshiya/

 会場は東京藝術大学大学美術館 地下2階展示室。
 JR上野駅から東京国立博物館方面に上野公園を突っ切って、谷中方面に向かうと、日々時代を担う芸術家たちが研鑽を重ねている東京芸大が見えてきます。
 その敷地内にある美術館に、谷中にあるお寺、全生庵のコレクションを中心とした幽霊画などが集められたのです。

DVC00053.jpg
 公園内にある看板 なんだかすごい取り合わせ……

 会場に到着すると、すでに『幽』編集部の面々とライターの朝宮運河さんがいました。先日発売になったばかりの『幽』で、この展覧会とコラボした幽霊画特集をやっているので、私もその御縁で内覧会に呼んでいただいたというわけです。その上、なぜかペラまでいました。どこにでもいるな、このぺらぺら。
 ぺらの様子はこちらから→https://twitter.com/perapera_san/status/623450361416691712/photo/1

 さて、いよいよ会場がオープンし、地下二階へ。期待に胸が高鳴ります。

DVC00064.jpg

 入り口からして、主催者の本気が伝わってくるしつらえです。照明はかなり抑えられています。しかも、どこからともなく聞こえてくる風の音……。安達が原に吹く寒風の音でござりましょうや。夏だけど。

 第一展示室への導入部は細い廊下のようになっていて、まずは全生庵コレクションの生みの親である三遊亭圓朝を紹介するコーナーが展開されていました。肖像画をはじめ、在りし日の圓朝を偲ぶチラシや番付などが展示されています。中には圓朝自筆の辞世の色紙や扇面なんてものも。
 そして、薄墨で描かれた圓朝の影絵に見送られながら薄暗いメイン会場に入っていくと……。
 おお! 壁全面、幽霊画一色ではありませんか。圧巻です。しかも、部屋の真ん中には、天井から吊り下げられた蚊帳の下に、香華が手向けられています。まるでお化け屋敷のようです。(香華はこの日、つつがない日程終了を祈念する法要で使われたものであり、普段はないものと思われます)

DVC00054.jpg

 本展覧会を企画された東京芸大古田准教授のレクチャーによると、光量をあえてギリギリまで落としたのは、幽霊画はやはり薄暮の中で見てこそ、との配慮からだとか。さすが、わかっていらっしゃいます。
 正直申しますと、全生庵コレクションはもう何度見たかわからず、ほとんどの幽霊たちとは「やあ、今年も会えましたね」と挨拶する仲ではあるものの、環境が変わるとやはり雰囲気も異なります。全生庵での展示よりも、より「幽霊画」としての味わいが出ているかもしれません。

 そして、ひと通り見終わって、第二会場に向かおうとしたところ、通路の奥に彼はいました。
 鏑木清方作の圓朝肖像画です。
DVC00055.jpg

 この絵は、圓朝の肖像として有名なものなので、印刷物では何度も目にしていました。
 でも、実物を見るのはこれば初めて。こんなに大きなものだとは思いませんでした。
 影となった圓朝が客を幽霊画の世界へと送り出し、気力あふれる肖像画で客を次への間へと送り出す。なんとも粋な演出です。

 ということで、全生庵コレクションの間を後にして、第二会場へと足を進めたわけですが……この続きは、また明日。 
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